第26回(平成26年度/2014年度)総会で決定した事業計画。
Happyダンスをひろめよう
A. 日本のダンス界を取りまく情勢
1. ダンス愛好家の減少と高齢化
(ア) 今日の日本では、社交ダンスを取り巻く環境は厳しいものがあります。特に日本ダンススポーツ連盟(JDSF)が取り組んできた、オリンピック参加を目指したダンススポーツ普及については大きな成果を挙げるに至っていません。
(イ) ダンススポーツの競技人口は高齢化が進み、新規競技選手への参加が極端に減少している状況があります。全国的には1級から6級までのいわゆる数字級の参加者が激減し、どこの地域でも競技として成立することが難しくなってきています。
(ウ) 京都においては、昨年新規指導体制が確立し、競技会運営も抜本的に改善されたため、従来と比べると非常に多くの参加者を得ています。しかし、数字級やランキング戦以外の総体戦においては多くの参加者を得ていません。
(エ) JDSFはこうした状況から数字級を開催せず、D級への最短距離と位置づけられるノービス級を数字級の代わりに行うことを進めています。関西では大阪を除く近畿圏ではノービス級だけとなっている。
(オ) 関東ブロックを除く全国的には、数字級の開催はほとんどなくなると思われます。
(カ) 地域のサークルに参加するダンス愛好家の参加数も、減少と高齢化が進んでいることは明らかです。
2. プロ教師の教室
(キ) プロ教師の下で指導を受けてきたダンス愛好家も減少しているといわれており、各方面で高齢化と減少が進んでいると思われます。
3. 世界では
(ク) 一方目を海外に転じてみると、中国をはじめアジア各国では社交ダンスのブームが起こっているといわれています。またWDSF(世界ダンススポーツ連盟)に加盟するヨーロッパ各国ではジュニア層の拡大が盛んであり、日本との格差が開くばかりといわれています。
4. 風俗営業法をめぐる問題
(ケ)昨年(2013年)東京や大阪でクラブ経営者に対する警察の摘発があり逮捕者が出ました。大阪のクラブ経営者に対する「風俗営業法」違反事件では、先日(4月25日に無罪判決が言い渡されました。「クラブ」という若者のダンスを踊る場所の問題と考えらますが、大阪では社交ダンスの世界にも大きな影響をあたえました。それは、ダンスサークルが行うダンスパーティやJDSF大阪の競技会の会場を、体育館や公会堂から締め出し、許可をあたえなくなってきました。この動きに対して超党派の国会議員で「ダンス文化推進議員連盟」(60名)が結成されダンス文化に対する「風営法規制」に反対する動きが強まっています。
ラポールダンス同好会もその25年間には、警察署に事情聴取された経験もあります。風営法による「ダンス規制」を他人事とせず規制反対の運動に協力していきたいと思います。
B. ダンスの普及に努めた25年間
ラポールダンス同好会の歴史と、今後の展望
1. ダンスをスポーツとして取り組む限界
私たちが加盟する、公益社団法人日本ダンススポーツ連盟(JDSF)の目的は「ダンススポ ーツの振興を図り、もって国民の心身の健全な発達に寄与することを目的とする」というものです。営利を目的とせず、ダンスの普及にを図ることに基本はおかれています。
ラポールダンス同好会は平成元年の結成以来25年間にわたり、この趣旨のもと多くのダンス愛好家を育ててまいりました。サークルは洛西ニュータウンの住民を中心とした構成ですが、この間サークル所属の指導員が、山科区東部文化会館(のちにタケナカホール)、南区のヘルスピア21、中京区のキタマチホール、滋賀県北小松の松園ホールにまで指導に出向きダンスの普及活動を行ってきました。
毎年12月に行うクリスマスダンスパーティには、サークルの卒業生が100名あまりも集まり、まるで同窓会のようになることはご存知のとおりです。
2. 熟年者・高齢者の健康増進と介護予防
JDSF全般において参加者の減少が顕著であることは、さまざまな角度から指摘されていますがまだ有効な対策に至っていないのではないか思います。この中でジュニアの育成に祖力しているのは大阪、北海道です。ダンス人口の構成がますます逆ピラミッド型になることを恐れてのことと思います。成果が出るためには時間がかかると思われます。大事に見守りたいと思います。
一方、私たちのサークルでは、還暦を迎えた方が一番『若者』という状態であり、平均年齢は70歳という高齢化をしています。新生京都府ダンススポーツ連盟連盟のもと新規会員の加入を勧めていますが、新入会員のほとんどは60歳代後半という状態です。
しかし、80歳になる方が元気にダンスのレッスンにおいでになる姿を見ていると逆にみんなが励まされているのではないでしょうか。サークルの現状を見るとき 文部科学省の体育協会の流れではなく、厚生労働省の「介護予防」運動に資する流れになってきているのではと思います。
3. Happy Dance を広げる。
私たちの教室では、習うものも教えるものも、ダンスを踊ることがHappyという気持ちが満ち溢れています。
私たちと同じ年配の人が、多くの病に苦しみ、時には一人きりのさみしい生活をよぎなくされている姿を目にすることがあります。そんな時、私たちは元気にダンスができる幸せを強く感じるのではないでしょうか。
音楽に合わせて体を動かし、男女が一組になってステップを踏むとき「ダンスが持つHappyを感じる」のではないでしょうか。
Happyを自分で感じるとき、この喜びを他人(ひと)にもつたえることが自然のなりゆきなるとおもいます。
C. 本年の目標と取り組み
ダンスのレッスンやパーティで自分たちがHappyに踊るだけでなく、そのHappyを他人に伝えることを次の目標に定めていきたいと思います。
① 時には競技選手として競技会に出場しHappyを観客に伝える。
② 時にはフォーメーションチームの一員としてHappyを観客に伝える。
③ 時にはダンスパーティの場所で、礼儀正しく相手に接しHappyをつたえる。
④ 時には団体レッスンの指導者として、初心者を正しく導きHappyを感じてもらう。
⑤ 時には高齢者、障碍者のもとへ出向き、ダンスがHappyであることを伝える。
当サークルの25年の歩みの中では、上記の活動をしてきた歴史があり、今後も引き続き展開していくべきだろうとおもいます。
先日もフィギュアスケートの世界選手権で有終の美を飾った浅田真央選手が「フィギュアスケートっていいもんだなと改めて思いました。」という一言をのべましたが、この一言がどれだけたくさんのフィギュアスケートをやりたいという後進を生み出しフアンやジュニア愛好家を増やしたかわかりません。
社交ダンスの世界でもこんな一言出てくることを期待したいと思います。
競技選手になることは上達するための非常に有効な手段と思われます。しかし、多くの競技選手が『自分たちが勝つこと』に全力を注ぐあまり、自分たちの「Happyダンス」を多くの人に伝えることが忘れがちになっていることは残念な現状です。どんなベテランも『最初は初心者だった。』ということを忘れずに、次をつなぐ人を育てることにも勢力を注いでほしいと思います。
D. 具体的取り組み
(ア) 新林レッスン 会場新林会館 曜日 毎週木曜日
① 初心者レッスン(10:00~12:00)
② 初級レッスン(13:00~13:50)
③ 中級レッスン(14:00~14:50)
④ 専科レッスン(15:00~15:50)
(イ) 大原野パーティ
毎月第3日曜日(13:00~16:30)に行います。
近隣のダンス愛好家に呼びかけ多くの参加者が楽しめるパーティに作り上げていりたいと思います。
(ウ) ラポールダンス同好会クリスマスダンスパーティ
一年間の集大成としてダンスパーティを開催します。
2014年は12月21日(日曜日)に開催します。
(エ) ダンス旅行
(オ) フォーメーションの補習レッスン。場所竹の里会館。
月3回行う予定ですが、会場確保の都合で不定期となります。
(カ) 更なる習熟を目指す人のための個人またはペヤレッスン。
月3回程行いたいと思っていますが、会場確保の都合で不定期となります。
(キ) 指導員の派遣
サークルに所属するJDSF公認指導員がダンスサークルの指導に出向きます。
現在は洛西老人センター内でらくろうダンスサークルで月2回指導しています。
(ク) JDSFの研修で更なる深化を図る。
JDSF京都が企画する講習会・認定会へ参加し、研鑽を深める。
(ケ) 公認指導員はJDSFが開催する指導員研修会に参加し、研鑽をする。
JDSF京都の研修会は2014年11月3日(日)の予定。
(コ)最近のIT技術を利用した、メール配信、ホームページ作成にサークルの活動を反映し普及宣伝活動を行う。
E.各担当部の活動内容
I. 旅行実行委員会 委員長 宮崎千津子
① 準備段階 集合時間から解散時間までの詳細な日程を作成する。
② 募集要項を作成し、募集呼びかけ対象者(サークル)を決める。
③ 募集要項に基づき募集をし、申し込み(会費も)を受け付ける。
II. クリスマスパーティ実行委員会 実行委員長 鍵村美智枝
2014年ラポールダンス同好会クリスマスパーティの実行要領を決める。
開催日は12月21日(日)で決定済み。
III. 普及・宣伝部 責任者 中村允孝
メーリングリストの整備と、メール配信内容の検討。ホームページの充実
IV. 月例ダンスパーティ
各月の担当者の役割り。
① 石澤管理委員へ鍵を取りに行き、大原野中学校コミュニティホールの設営をおこなう。
② 音響機器の設置。コミュニティルームの設営。
③ 受け付けの開始。会費の徴収。
④ 司会
⑤ 音楽操作。
⑥ 後片付け。
⑦ 会計報告。
V. 普及・宣伝部
「Happy ダンス」を普及する。普及活動の基本は、「楽しいことは人に勧める」である。
① 会員にはパソコンのメールアドレス、携帯のメールアドレスを登録してもらう。
②. メールの配信はメーリングリストからおこなう。
③ メールの受信について指導をおこなう。
④ . ホームページ掲載の記事・写真・動画の収集。
